企業にとって、DLP成熟度を高めるのは単純なことではありません。そして、テクノロジーは、情報保護戦略の先進化において重要ではあるものの、効果的な情報保護プログラムでは一要素にすぎません。情報漏えい防止ブログラムを成熟させるための確かな方法は、人、プロセス、テクノロジーを包括することです。
プルーフポイントが先日発表した、NISTを反映したフレームワークでは、プルーフポイントの「人」を中心とした情報保護アプローチに加え、セキュリティ意識の高い企業向けにDLPプログラムを設計・運用してきた20年以上の経験が生かされています。
この独自のエンドツーエンドのフレームワークは、すべてのチャネルにおいてユーザー行動とコンテンツを分析し、ベストプラクティスとインテリジェンスを適用し、データ保護を先進化する実証済みの手法を提供します。これは、企業のDLPを成熟させるための近道となります。
「人」を中心としたデータ保護アプローチが重要な理由
レガシーDLPは、データ保護アプローチとしては古く、今日のビジネスニーズ、先進的な従業員、巧妙な攻撃者や内部関係者についていけません。残念ながら、多くの企業は大変な苦労をしてこのことを学んでいます。
レガシーDLPを機能させようと、何年にもわたり無数の時間と数百万ドルを費やしてきましたが、無駄に終わりました。レガシーDLPが完全に実装されても、多くの場合結果は同じです。保護が必要なデータに合わせて正しく構成されていないのです。
多くの企業がDLPに幻滅しています。また、コンプライアンスに適合できたとしても、こうしたデータ保護プログラムは、価値を付加するものではありません。「人」を中心としたデータ保護アプローチでは、どのような企業にも伴うリスクを認識しています。それは、「人」です。結局のところ、情報は勝手に流出するものではありません。 必ず「人」の行為によって失われます。
レガシー DLPソリューションはサイロ化され、行動に関する知見を提供することはできませんが、「人」を中心としたオムニチャネルのアプローチなら、データと行動に重要な可視性を提供できます。これにより、数年ではなく数か月で効果を実感できるため、時間とコストの節約につながります。
DLPの複雑さに対処するNISTを反映した情報保護フレームワーク
プルーフポイントとその認定パートナーは、エンドツーエンドの「人」を中心とした情報保護プログラムを導入し、管理することができます。これは、NISTを反映したプルーフポイントの情報保護フレームワークによって管理されるものです。
Proofpoint Information Protectionプログラム フレームワークの概要
このアプローチは、熟練のスタッフを擁している企業でさえまねのできない、優れた専門知識と効率化手法を採用しています。この手法の主な特徴を以下に解説します。
計画、可視性、ルール設定
- 現行のDLPプログラムの成熟度のアセスメント
- 業界ピアとのベンチマーク
- ガイド型プログラム設計と実装の推奨事項
- ルール設定に役立つ行動とコンテンツの可視化
防止と適応型対応
- 影響アセスメントを使用した、新しい持ち出しや脅威の戦術の調査
- ルールとポリシーの調整による検知とデータ保護の最適化
- イベントの分析と調査、インシデントのエスカレーションと対応を最適化する、AIを活用したSOC機能
メトリクスとガバナンス レポート
- 毎日のシステムチェックと監視
- エグゼクティブ レポートと成果の文書化
「人」を中心としたアプローチでDLP成熟度を推進
人の行動がデータを危険にさらします。ほとんどの企業において、境界のない業務環境により、適応型の先進的なリスクベースのDLPプログラムの実装はますます複雑になっています。
プルーフポイント独自のフレームワークは、DLPプログラムを次世代レベルへと押し上げる設計図を組織に提供します。プルーフポイントとそのパートナーと連携することで、以下が実現できます。
- 重要な成熟度ギャップを特定
- 業界ピアとのベンチマーク
- プルーフポイントによる分析と推奨事項に基づいて影響の優先順位付けを行い、対処するための戦略とタイムラインを決定
プルーフポイントのフレームワークと「人」を中心とした情報保護アプローチにより、DLPプログラムを進化させることができます。プルーフポイントのテクノロジーを誰よりも知っているエキスパートが、あなたの組織のチームをサポートします。さらに、価値実現までの時間を加速することができます。
詳細情報
プルーフポイントの情報保護フレームワークの詳細についてはお問い合わせください。人、プロセス、テクノロジーをシームレスに融合した、成熟した先進的なプログラムをどのように設計し、実行できるかをご覧ください。