プルーフポイント、年次カンファレンス「Protect 2022」で、全ての製品ラインアップにおいて「人」を中心にセキュリティを構築するPeople-Centricなサイバーセキュリティ・イノベーションを発表

Cloud Security

2022年5月17日(米国カリフォルニア州) -- サイバーセキュリティとコンプライアンス分野のリーディング カンパニーであるプルーフポイント(本社:米国カリフォルニア州)は、本日、年次カンファレンス「Protect 2022」において、製品ラインアップ全体にわたり独自の「人」を中心にセキュリティを構築するPeople-Centricアプローチに基づく数々のイノベーションを発表しました。これは、クラウドへの依存度が高まり、今日のテレワークによって分散する従業員のセキュリティとコンプライアンスのニーズに対応するソリューションを求めるお客様の要望に応えるものです。

これらの機能強化により、世界中の企業が絶えず進化する脅威の状況に対応し、最も重要な資産である従業員を、メール、クラウド、データ、コラボレーションツールに関連する攻撃やコンプライアンスリスクからより適切に保護できるようになります。プルーフポイントは毎日、26億通以上のメールメッセージ、490億のURL、19億の添付ファイル、2820万のクラウドアカウント、潜在的なデータ損失に関連する5億以上の事象といったデータセットを解析しています。これにより、プルーフポイントとお客様は、脅威の状況について比類ない可視性を得ることができます。

プルーフポイントは、年間売上高の20%を研究開発に再投資しており、これは業界で最も高い比率の1つです。以下の「人」を中心としたPeople-Centricな機能強化は、こうした研究の成果であり、クラウドアプリケーションセキュリティ、クラウド、Web、エンドポイント、メール全体にわたる情報保護、内部脅威、脅威インテリジェンス、コンプライアンス、メール認証、および従業員のセキュリティ意識向上など、企業にとって重要な領域に対応するものです。
 

「Proofpoint Threat Protection Platform」 は、26 を超えるさまざまな検知層を活用し、ビジネスメール詐欺 (BEC)、アカウント侵害、ランサムウェアなどの高度なメール詐欺攻撃を発見しています。プルーフポイントのイノベーションにおけるリーダーシップにより、当社は2021年、企業内の270万アカウントを保護し、現在では20万を超える中小企業を「Proofpoint Essentials」で保護しています。 

  • 新しいSupernova行動エンジンを搭載した、高度なビジネスメール詐欺の行動分析対策:2021年に発表された「Proofpoint Supernova detection platform」は、ビジネスメール詐欺 (BEC)の検出において、高忠実度・低偽陽性の実現を2倍に改善し、毎月150万以上のBEC攻撃の試行を阻止しています。2022年第3四半期からは、Supernovaの新しいエンジンが、従業員の異常なコミュニケーションパターンを特定する高度な行動分析を提供し、BEC、サプライヤーリスク、サードパーティの情報流出、フィッシング、ランサムウェアなどの脅威に対する検出効果を向上させます。この新エンジンは、プルーフポイントのメールセキュリティを使用している企業に対し、検出スタックの無償アップグレードとして提供されます。
  • Proofpoint Secure Email Relayサードパーティの送信者を含むアプリケーションメールの集中的なセキュリティ制御と可視性を提供し、アプリケーションメールにペイロード暗号化とデータ損失防止(DLP)ソリューションを適用することでデータ漏洩から保護し、機密データを保護することができます。
  • Managed Email Security:メールセキュリティへの投資を補完し、リスク体制と可視性を改善しながら運用のオーバーヘッドを削減する、より高度なプログラムを推進するための最高レベルのサービスを提供します。
  • Cloud Threat Response Auto-Pull:2022年2月から提供されているSaaS版のTRAP(Threat Response Auto-Pull)は、メール中心のセキュリティ・オーケストレーション、オートメーション、レスポンス(mSOAR)を提供し、悪意のあるまたは望ましくないメールの自動削除、侵害アカウントの修復と管理を効率化します。提供開始から3カ月で、600社以上の企業が「Cloud Threat Response Auto-Pull」を採用しています。
     

「Proofpoint Security Awareness Platform」(セキュリティ意識向上プラットフォーム)は、3500万人以上のユーザーを抱え、2021年は2500社以上の企業と新規契約を獲得し、年間1億件以上のフィッシング攻撃シミュレーションを送信しています。 

  • Micro-learning and Adaptive Learning Framework:この新しいフレームワークは、割り当てられたトレーニング時間を最大限に活用するための柔軟性を提供し、ユーザーが時間をかけて予備知識を積み重ねていくことができる、よりパーソナライズされた学習体験によって、ユーザーエンゲージメントを向上させます。このフレームワークは、10種類の共通セキュリティ領域に渡って構築されており、段階的なレベル分けにより、3分以内の簡潔なコンテンツを41カ国語で提供します。
  • Email Warning Tags (EWT / Eメール警告タグ):この機能は、すべてのデバイスに埋め込まれたHMTL通知を通じて、不確実なメールを一瞬にしてユーザーに警告する機能を提供します。ユーザーは、モバイルデバイスからでも、Eメール警告タグからの疑わしいメールを報告できるようになります。
  • Cultural Assessment:2022年第3四半期に提供されるこのアセスメントにより、CISOやセキュリティリーダーは、企業におけるサイバーセキュリティに対する従業員の意識を評価することで、組織のセキュリティ文化をベンチマークすることができます。 この「Cultural assessment」から得られた知見は、組織のプログラムを最適化し、行動変容を促すために利用することができます。
     

「Proofpoint Information and Cloud Security Platform」(情報保護およびクラウドセキュリティプラットフォーム)は、コンテンツ、ユーザーの振る舞い、脅威に関する独自のコンテキストを統合し、データ損失防止や内部脅威に対する「人」を中心としたPeople-Centricアプローチに基づく洞察と防止を実現します。プルーフポイントのソリューションは、トップ5の自動車メーカー、グローバルな製薬会社における10万エンドポイント、Fortune 500のフィンテックサービス企業における6万2000エンドポイントに導入されるなど、さまざまなお客様に信頼されており、そのうちのいくつかは、従来のDLPベンダーからの移行でした。 

  • Intelligent Classification & Protection:現在提供している「AI-powered classification」は、クラウドやオンプレミスのリポジトリにある機密データの可視性を高め、データ損失防止(DLP)の導入を加速させます。これに、カスタムメイドの辞書、自動ポリシー推奨、ファイルラベリングが含まれる「Microsoft Information Protection」を統合しました。
  • Data Privacy and Masking:フォレンジック情報の個人情報をマスキングし、コンソール内の機能やデータへのアクセスをロールベースやその他の属性ベースのポリシーで制御することにより、データプライバシーとコンプライアンスのニーズに対応し、チームやビジネスユニット間の安全でシームレスなコラボレーションを可能にします。
  • Cloud Risk Explorer (Beta):2022年第2四半期に提供されるCloud Risk Explorerは、クラウドやWebアプリケーションをよりダイナミックに優先順位付けし、包括的に発見することで、クラウドガバナンスとコンプライアンスの取り組みを簡素化します。これには、既知の脆弱性に加え、各クラウドアプリの機密データ、ユーザー権限、ユーザーの行動パターンに関するダイナミックなインテリジェンスが含まれます。さらに、プルーフポイントCASBをご利用のお客様は、従来のファイアウォールやWebゲートウェイのログ解析を必要とせず、プルーフポイントの既存の標的型攻撃対策製品およびブラウザ隔離製品を介してアクセスしたURLを可視化することにより、これまで以上に簡単にシャドーITアプリを発見することができます。
  • Data Security Reports:このレポートは、データ損失防止(DLP)ポリシーの有効性、各チャネルでの適用範囲、過去の傾向など、データセキュリティとリスクの概要を説明するもので、2022年第2四半期より提供されています。また、さまざまなチャネルで機密データを取り扱う際に、望ましくない行動をとるユーザーによるデータ損失のリスクについての洞察も提供します。
     

「Proofpoint Intelligent Compliance Platform 」(インテリジェント コンプライアンス プラットフォーム)は、ML(機械学習)とAI(人工知能)イノベーションにより、最も高度な規制コンプライアンスと企業法務の課題を迅速に解決し、管理下のデータは45ペタバイト以上(前年比39%増)となっています。 

  • Flag Deduplication:2022年第2四半期に発売されたフラグ重複排除機能により、返信や転送など、すでにフラグが立っているオリジナルのコンテンツを回避することで、レビュー用のコンテンツ量を大幅に削減することができます。 プルーフポイントのMLエンジンを使用することで、データの監視、レポート、レビュー時の誤検知を84%削減することができました。
  • Video Analysis:現在提供中のこの機能は、最新のコンプライアンス・アーキテクチャと機械学習を活用し、お客様がビデオ画像を分析し、コンプライアンス違反を特定するために音声を書き起こせるようにします。
  • Proofpoint Capture for Text:2022年第3四半期に提供される「Proofpoint Capture for Text」は、テキストメッセージ用のCaptureとPatrolを追加する予定です。テキストでやり取りされたコンテンツは、プルーフポイントのMLエンジンに直接統合され、何百もの規制や企業のコンプライアンスポリシーと照合し、スキャンおよび評価されます。

プルーフポイントの最高経営責任者(CEO)、アシャン・ウィリー(Ashan Willy)は次のように述べています。「私たちは、人々がどこで働いていようと、そのデータを今日の最も有害なリスクから守るためのセキュリティイノベーションの開発に注力しています。脅威アクターの先を行くために、当社は毎年数億ドルを製品に投資し、最先端のAI/ML機能をもって、お客様を守っています。当社のAI搭載データインテリジェンスとイノベーションへの継続的な取り組みが、Fortune 100企業の75%がサイバーセキュリティのパートナーとしてプルーフポイントを信頼している理由です。リモートワークの需要が加速的に増え、当社の情報保護とクラウドセキュリティのプラットフォームは、現在、世界中で 2,500 万人以上のユーザーに導入されています。この 12ヶ月間で、当社は市場で最も利用されている内部脅威ソリューションとなり、当社のDLPソリューションは世界有数の企業から信頼を得ています。これは、今日の組織が直面する最も複雑な情報保護の課題を解決する当社の能力を物語っています」


プルーフポイントの「情報保護ソリューション」に関する詳細は、以下のリンクよりご覧ください:https://www.proofpoint.com/jp/products/sigma

プルーフポイントのお客様向けカンファレンス「Protect 2022(US)」に関する詳細は、以下のリンクよりご覧ください:
https://www.proofpoint.com/us/events/protect

リリース(英語)は、 以下のリンクよりご覧ください:
https://www.proofpoint.com/us/newsroom/news/proofpoint-showcases-unique-people-centric-cybersecurity-innovation-across-all-product

尚、 「Protect Japan 2022」 は、6月に開催される予定です。


Proofpointについて

Proofpoint, Inc.は、サイバーセキュリティのグローバル リーディング カンパニーです。組織の最大の資産でもあり、同時に最大のリスクともなりえる「人」を守ることに焦点をあてています。Proofpointは、クラウドベースの統合ソリューションによって、世界中の企業が標的型攻撃などのサイバー攻撃からデータを守り、そしてそれぞれのユーザーがサイバー攻撃に対してさらに強力な対処能力を持てるよう支援しています。また、Fortune 100企業の75%を含むさまざまな規模の企業が、プルーフポイントのソリューションを利用しており、メールやクラウド、ソーシャルメディア、Web関連のセキュリティのリスクおよびコンプライアンスのリスクを低減するよう支援しています。
詳細は www.proofpoint.com/jp にてご確認ください。

 


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