セキュリティ意識向上トレーニングモジュール、ビデオ、及びマテリアル：主な機能と利点

• インタラクティブトレーニング
  各標準モジュールでは、特定のセキュリティトピックに関する10～15分間のインタラクティブトレーニングを提供します。エンドユーザーは3つか4つのレッスンを受講し、レッスンの最後には学習内容を確認する「チャレンジ」テストに挑戦します。ミニモジュールは内容をさらに絞り込んだ5～7分の教育で、特定のトピックに関する1つか2つのレッスンとチャレンジテストが含まれます。Proofpointのアプローチは、複数のトピックについて長いプレゼンテーションをしてユーザーに負担をかけ、またトレーニングとは別にクイズを行うようなモノリシックなトレーニング方法とは全く異なります。
   
• ユーザー主導のインタラクティブトレーニング
  エンドユーザーは主体的に学習を進めなければなりません。また各レッスンのチャレンジテストで最低限の成績を収めないと次のレッスンには進めないようになっています。各モジュールは一度で完了できる長さですが、途中でブックマークして後で再開することもできます。
   
• 即時フィードバック
  エンドユーザーにはチャレンジテストの結果がすぐにフィードバックされます。単に正解・不正解だけでなく、その問題の解説も提供されるので、各ステップで確実な学習ができます。

Customization CenterはProofpointセキュリティ教育プラットフォームの一部で、自社の状況とポリシーに沿うようにインタラクティブトレーニングを編集できる機能です。トレーニングは自社のセキュリティポリシー/ガイドライン/ルールに近いほうが、教育効果が高くなります。 

管理者がセルフサービスでコンテンツを柔軟にカスタマイズできます。Customization Centerでは、

• 業界最先端のLearning Science Evaluator（学習科学評価ツール）を活用し、カスタムコンテンツがLearning Science Principles（学習科学の原則）に従っているか、または継続的な行動変化に貢献できるかを確認できます。
• サポートしているロケールで、設問や文章など、ほとんどのテキストをカスタマイズできます。
• 職務、部門、地域別にトレーニングを作成でき、各ユーザーやグループにあった教育ができます。
• 多言語でも教育内容に一貫性を持たせることができます。
• 自社に関係ないコンテンツや設問を削除できます（コンテンツはすべてのロケールから削除できます）。
• 各モジュールでの合格点を、自社のサイバーセキュリティ教育の進捗と文化に合わせて変更できます。

Customization Centerに加えて、トレーニングジャケットを使用すれば、各教育モジュールの最初と最後にカスタマイズコンテンツを追加できます。自社ポリシーの説明や確認画面、トレーニング修了証など、さまざまなカスタマイズコンテンツを追加できます。セキュリティ教育プラットフォームでは、自社のパスワードポリシーが変更になったときに、それが自動的にパスワード保護シリーズモジュールに反映されます。

「トレーニング完了」数だけでなく、トレーニングアサインメントに関する詳細情報も提供されます。ダイナミックフィルタリング、棒グラフ、比較統計などで、ハイレベルの詳細なトレーニング結果データがレポートされるので、効率的なトレーニングの管理と調整に必要なビジネスインテリジェンスが入手できます。さらにトレーニングリーダーボードでは成績の良かった個人や部門がわかるので、トレーニングプログラムでのゲーム要素の活用が容易になり、ユーザーの競争心を掻き立ててモチベーションを上げるのにも役立ちます。

トレーニングモジュールはセキュリティ意識向上とトレーニングプログラムの中核的存在であり、それ単体でも使用できますが、当社のアセスメント及び強化ツールと統合することを推奨します。モジュールは既存の学習管理システム（LMS）とシームレスに統合できるようSCORMに準拠しており、CyberStrengthとThreatSimには自動学習登録機能がついています。 これによりアセスメントとフォローアップ教育を自動的にリンクでき、そして教育マテリアルを使えばモジュール内で学習した内容やベストプラクティスをさらに強化できます。