医療機関に対するサイバーセキュリティ脅威は高まり続けています。Ponemonによるこの年次調査では、医療業界が直面しているサイバーセキュリティ リスクと患者ケアへの影響について詳しく説明しています。
3年目となる本調査では、進歩が見られているエリアのほか、改善の余地があるエリアについても新たにスポットを当てています。
以下にその主な内容をご紹介します。
- 組織の92%が過去12か月間にサイバー攻撃を経験しており、これは、2023年の88%から上昇しています。
- 1回あたり最も被害額が大きかった攻撃の平均コストは470万ドルに到達しました。
- 57%が、AIはセキュリティポスチャの改善に非常に効果的であると述べていますが、63%は、機密データ保護の問題に懸念を抱いています。
- 71%が、セキュリティ意識向上トレーニングプログラムを使用して、リスクを低減しており、これは、2023年の65%から上昇しています。
- 61%が、テキストメッセージが最も攻撃を受けているコラボレーションツールであると述べています。
- 不注意なユーザーが組織の31%において情報漏えいやデータ持ち出しの原因になっています。また、従業員のミスについて非常に懸念している組織は52%にのぼります。
調査結果の詳細は、レポート(英語版)をご確認ください。