現代のサイバーセキュリティ状況は継続的に進化しています。しかし、メールは現在もなお、「人」を標的にした攻撃における最上位の攻撃経路です。これは、公表されている重大なサイバーインシデントやプルーフポイントのデータにおいて立証されています。プルーフポイントの業界有数のThreat Research Teamによる調査結果をいくつかご紹介します。
- メールによるフィッシング攻撃は、2023年第3四半期から2024年第4四半期にかけて147%も増加しました。
- メールに仕込まれたURL悪用攻撃は、過去3年間で119%上昇しました。
- プルーフポイントは、過去6か月で550万以上の悪意のあるQRコードを悪用した攻撃「クィッシング」をブロックしました。
人と組織を標的にする脅威は増加しているだけでなく、さらに巧妙になり検知ソリューションを回避するようになっていることは明らかです。これに対応するために、多くのセキュリティチームやITチームは、高度な保護コントロールを提供する、包括的なメールセキュリティ プロバイダーを探しています。
Gartnerは先日、2025年Gartnerメールセキュリティ プラットフォームの重要機能レポートにおいて、この高まるニーズについて分析しました。
このレポートは、2024年Gartner® Magic Quadrant™ メールセキュリティ プラットフォーム部門レポートとあわせて、ベンダーの製品やサービスの詳細な分析を提供します。このレポートは、セキュリティ担当者が一般的な主要ユースケースのセットにおいて、ソリューションを比較する上でお役立ていただけるかと思います。また、プロバイダーが組織固有の技術的要件にどう対応できるかを知ることができます。
Magic Quadrant™ メールセキュリティ プラットフォーム部門においてリーダーに選ばれただけでなく、プルーフポイントは、Gartnerのレポートにおいて、5つの主要なユースケースのうち、4つにおいてトップにランクインしています。「Gartnerは、重要機能のセットをソリューション導入に関する決定の最も重要な条件として考慮することを推奨する」と書かれてあることから、プルーフポイントが5つの分野のうち4つで1位に輝いたことは素晴らしい評価と考えられます。
以下の各ユースケースで、プルーフポイントの評価について詳しくご覧ください。
1: 主要メール保護
プルーフポイントはトップにランクイン(3.57/5)。プルーフポイントは、世界有数のAIベースの検知アンサンブル、Proofpoint Nexusを用いて、さまざまな脅威を阻止しています。受賞歴のある脅威インテリジェンスを活用した、Proofpoint Nexusは、既知および新しい脅威を検知し分析することができます。受信前や受信後、そしてクリック時にいたるまで、攻撃チェーンにおいてエンドツーエンドで保護を提供します。
2: アウトバウンド セキュリティ
プルーフポイントはトップにランクイン(3.74/5)。プルーフポイントは、情報漏えい対策、メール誤送信対策、DMARC認証機能により、比類なきアウトバウンド セキュリティを提供します。機密情報の保護や意図的なデータ持ち出しの防止を可能にし、メールの配信失敗やメール詐欺から組織を守ります。
3: セキュリティ プラットフォーム
プルーフポイントはトップにランクイン(3.98/5)。プルーフポイントは、包括的な脅威インサイトと自動修復アクションにより、セキュリティ アナリストが最も効率的なSOC業務を実現できるようサポートします。プルーフポイントのメールセキュリティ プラットフォームは、統合された先進的なUXエクスペリエンスを提供します。CrowdStrike、Palo Alto、Okta、CyberArkなど、豊富な統合パートナー エコシステムによりサポートされています。統合プラットフォームを構築することで、これらおよびその他のツールは、アナリストにとって使いやすくなり、組織にもたらす価値も向上します。
4: パワーユーザー
プルーフポイントはトップにランクイン(3.97/5)。プルーフポイントは、成熟した大規模な組織が、独自のニーズに従って従業員を保護できるようサポートします。組織の技術的要件に最も合った方法で、プルーフポイントのプラットフォームを導入できます。デプロイオプションには、セキュア メール ゲートウェイ(SEG)やMicrosoft 365 API統合を用いた形式があり、オンプレミス / ハイブリッド / クラウドを選択することができます。
また、カスタム ルーティング ルール、ファイアウォール統合、一元的なポリシー管理など、設定不要のメール ルーティング構成を提供します。これにより、組織は自身の複雑なメール インフラや規制要件に対応することができます。
5: マネージドサービス
プルーフポイントは第3位にランクイン(3.44/5)。このカテゴリーにおいて、プルーフポイントは、11の競合他社を上回っています。プルーフポイントは、メールセキュリティの社内エキスパートにより、マネージド セキュリティ サービスを提供します。これにより、地域問わずセキュリティ チームは、メール対策への投資を最大限に活用できます。また、地域の専門サービスチームが提供する広範な専門知識により、地域特有の脅威動向に対処することができます。
「人」を中心としたセキュリティ問題
「人」を標的にした脅威はますます複雑になっていることから、組織を完全に保護するには、多くのセキュリティ機能が必要です。セキュリティチームやITチームは、限られたリソースで複雑なオペレーションを管理しながら、こうした攻撃に対応しなければならないといった、気の遠くなるような作業に追われています。チームだけでこの作業を行うことは不可能です。
プルーフポイントが包括的なソリューションを提供します。従来のメールセキュリティ製品とは異なり、プルーフポイントのエンドツーエンドのAIを活用したプラットフォームは、メール配信ライフサイクルの全体において、既知の脅威や新しい脅威を検知し、分析します。プルーフポイントは、受信前、受信後、そしてクリック時において脅威の99.99%を阻止します。これにより、脅威がユーザーの受信トレイに届くことなく継続的な保護を実現し、従業員と組織を守ることができます。
Gartnerのレポートにおいて、プルーフポイントが、5つの主要なユースケースのうち4つにおいて最高スコアを獲得したことは大変光栄なことです。今回の評価は、プルーフポイントがソートリーダーシップと共に、市場をけん引していることを明らかに示してしていると、弊社では考えます。また、これは、「人」を中心としたセキュリティ対するプルーフポイントの取り組みを実証するものです。
詳しくは、2025年Gartnerメールセキュリティ プラットフォームの重要機能レポート(無料)をダウンロードしてご確認ください。プルーフポイントがどのように、人を標的にした攻撃から、従業員と組織を守るのかをご覧ください。
Gartner免責事項
*Gartner、メールセキュリティ プラットフォームの重要機能、Nikul Patel、Franz Hinner、Deepak Mishra、Max Taggett、2025年1月15日
*Gartner、Magic Quadrantのメールセキュリティ プラットフォーム部門、Max Taggett、Nikul Patel、Franz Hinner、Deepak Mishra、2024年12月16日
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